生命保険会社の安全性
生命保険会社が破綻した場合
今までに生命保険の安全性を確認する方法について見てきましたので、ここでは、ついでに生命保険会社が経営不振におちいり、破綻した場合について見て行きたいと思います。
生命保険会社が破綻した場合、つまり、普通の会社の場合で言うと倒産した場合と言って
良いと思いますが、今まで加入していた生命保険の契約は破棄されるのでしょうか。
ここでは、この生命保険会社が破綻した場合について説明していきますので、もしも、あなたの加入
している生命保険会社が破綻した場合には、どのようになるのか参考にして頂ければと思います。
生命保険会社が破綻した場合
生命保険会社の経営が破綻した場合には、一般の株式会社などとは違って、「生命保険契約者保護機
構」という機構により、一定の契約者保護が図られます。この「生命保険契約者保護機構」には、
国内で事業を行うすべての生命保険会社が加入しています。
そして、「生命保険契約者保護機構」により、破綻した生命保険会社の契約を引き継ぐ
「救済保険会社」又は、「承継保険会社」に対して必要に応じて資金援助を行います。
生命保険会社が破綻した場合には、「救済保険会社」か「承継保険会社」により業務を
引き継がれることになります。ここで言う、「救済保険会社」、「承継保険会社」とは、
下記のような内容になります。
| 救済保険会社とは? |
他の健全に経営をしている生命保険会社が破綻した生命保険会社の保険契約 の業務を引き継ぐ事です。 保険契約の業務を引き継ぐ方法には、移転、合併、株式取得などがあります。 |
| 承継保険会社とは? |
生命保険契約者保護機構により設立される子会社の事です。 他の健全な生命保険会社が破綻した生命保険会社の保険契約を引き受けない 場合に利用される処置です。 |
この、どちらかの方法で、破綻した生命保険会社の加入者の保護を行なって行くことになります。
この為、「救済保険会社」か「承継保険会社」のどちらかで破綻した生命保険会社の
加入者の契約を継続していくことになります。但し、全てがそのまま引き継がれると
言う訳ではありません。
引き継がれた生命保険の契約内容について
このように、生命保険会社が破綻した後でも生命保険の契約自体は、残る事になりますので、
生命保険会社が破綻したからといって、すぐに生命保険の契約を解約するようなことをしたり、
諦めたりする必要はありません。
但し、生命保険会社が破綻したのですから、加入者である生命保険の契約者に対してもある程度の
犠牲を払ってもらうことになります。それは、生命保険の契約内容の保険金、年金、配当金、給付金
などの金額が削減される事があります。
このような処置は、破綻するような生命保険会社を選んで加入していたという加入者側の責任と言う
意味では、いか仕方ないのではないでしょうか。
契約内容の削減の影響範囲について
ここでは、生命保険会社が破綻した場合に、どのように契約内容に対して影響を起こす事になるのか
について見て行きます。
加入している生命保険会社が破綻した場合には、「救済保険会社」か「承継保険会社」によって、
生命保険の保障が引き継がれますが、ある程度の加入者にも負担がしいられることになります。
この契約者に対しての負担は、終身保険や養老保険、個人年金保険のような貯蓄性が高い生命保険
ほど影響が大きく減少額が多くなり、定期保険や医療保険のような保障金額が少ない保険ほど影響が
小さく減少額も少なくてすむ傾向にあります。
契約期間で見ると、同じ契約期間の生命保険であっても、残りの契約年数が多い方が削減額も
多くなります。また、経営破綻後、7〜10年以内に生命保険を解約する場合は、解約返戻金も
削減される事があります。
このように生命保険会社が破綻した場合には、基本的に「救済保険会社」か「承継保険会社」により、
生命保険の契約が引き継がれるため、慌てずに、あなたの生命保険の契約内容がどのようになるのか
を見定める必要があります。
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【ポイント】
生命保険会社が破綻しても「救済保険会社」か「承継保険会社」という形で、生命保険の契約が引き継がれますので、慌てずに、今後の生命保険の契約内容をどのようにするのが有利であるかを慎重に見定めましょう。 |
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2007年01月28日 22:17